BL、癌、星の王子さま、注意
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2人でバラ園に行った。
星の王子さまのキツネが言ったように、
付き合いたての僕たちには時間が必要なのだ。
このバラ園を2人の思い出の場所にしよう。
1年後、ここは2人にとって特別な場所になる。
初めてのデートの場所だ。
人生に物語の転なんてない。
(あるかもしれないのは、事故、事件、病気、ミス)。
あるのは、嫌なこと、良いことの蓄積と思い出と別れだ。
僕たちにとっての運命は、出会いだけではなく、
好きになる心だった。
僕は君の顔も性格も好きだし、君も僕の顔、性格が好き。
僕は君の友達を恋愛の好きにならないように、
僕と君はお互いを好きになったことが運命なんだ。
1年後、やって来たのは別れだった。
さっきのは詩を書くのが好きな僕が彼に付き合い始めにあげたものだ。
1人でバラ園に行った。
キツネが悲しんだように悲しかった。
何年かして、彼から連絡が来た。
レストランでバラの花を渡された。
精巣のガンに人生を振り返えったら、
僕の詩とバラ園が気にかかったみたいだ。
2人でまたバラ園に行こうと言われる。
彼は治療をしない選択をした。
山を登ったらガンが治ったという人がいる。
僕は山を登ったらあるバラ園に行こうと言った。
もっと長い登山をしないと治らないだろう。
でも、2人で行くことにした。
山を登るとき、僕から手を繋いだ。
死んでいなくなっちゃうのが嫌だったから、
僕に彼がなついていたから手を繋いだんだ。
彼は振りほどかなかった。
1ヶ月後、他に良い方法はないか2人で考えて、試していたら、ガンが小さくなっていた。
彼は僕と会って、心が明るくなったみたいだ。
そして、僕に詩をくれた。
1人でバラ園に行った。
僕にはキツネが言ったように時間が必要だった。
バラ園は僕にとって特別な場所になっていた。
人生の転が起きた。
好きになった人は、君が言ったように、友達留まりの方が良い人だった。
僕は慣れで気づかなかった。
君が優しくて、僕にとって大事な人なこと。
君が好きだ。
僕の真似をして書いてくれたみたいだ。
僕達はまた付き合うことになった。
お読みいただき、ありがとうございます。
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